ヴィンセント・ライタス
1988年、オランダ、デン・ハーグ生まれ。東京在住。
ライタスはユトレヒト美術大学大学院修士課程デジタル文化デ ザイン専攻修了。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻博士課程修了。主に人間の感情と、人間関係とに焦点を当て、人間性とは何かという問題を考察するため、現代のシステムが持つ過剰な刺激やスピード、冷たさに着目し、フィジカルコンピューティングから、水彩画に至る様々な技法において制作を行う。「呼吸する内/外 」[英:Breathing IN/EX-terior](駒込倉庫 Komagome SOKO、東京)。2020年には「ハイリスク / ノーリターンズ- 南米現代美術のゲリラ戦術」(青山目黒ギャラリー、東京)キュレーターとして活動。2018年にはアートフェア東京2018「World Art Tokyo:
PANGAEA TECTONICS」エキシビション・デザイナーとして活動。「日本政府(文部科学省)奨学金」受賞。オランダ「プリンスベルンハルトカルチャー ファンド賞」受賞。ウェブサイト:
http://www.vincentruijters.com
黒沢聖覇(くろさわ・せいは)
1991年生まれ。東京在住。2019年東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修了。同研究科博士後期課程在籍。タイランド・ビエンナーレ2021 コ・キュレーター。キュラトリアル実践を通して、自然環境・社会・精神の領域を横断する近年の新しいエコロジー観と現代美術の関係性を研究。展覧会制作に留まらず、他のアーティストと協働して作品制作も行う。
主な展覧会:「冷たき熱帯、熱き流氷」(トーキョーアーツアンドスペース本郷、東京、2021)、「欲望:20世紀の初めからデジタル時代にいたるまでのアートと欲望のあり方の変遷」(アイルランド国立現代美術館、ダブリン、アイルランド、2019)、「深みへ‐日本の美意識を求めて‐」(ロスチャイルド館、パリ、2018)、World Art Tokyo「パンゲア・テクトニクス -地殻変動するアート ⇆ ものがたりの分岐点-」(東京国際フォーラム、2018)、第7回モスクワ国際現代美術ビエンナーレ「Clouds ⇆ Forests」(国立トレチャコフ美術館新館、モスクワ、2017)。平成29年度東京藝術大学平山郁夫文化芸術賞、受賞。
http://www.seihakurosawa.com